“むすぶ”臨床
過去の悲惨を背後に抱えていたとしても、のちになって真摯に取り組むことで、そこに変化と希望をもたらされる読後感は一般の学術論文と違う柔らかで親密な叙述もし認知行動療法に関するガイドブックを紹介してほしいという学生がいたら本書を紹介したいくらいである
社会学の魅力は、『あなたのせいではない』と教えてくれることだ…
マイノリティである個々人が苦労している、一見わかりにくくて、しょぼくて格好悪い部分の話を、臨床心理でも扱えるのか、というある種の希望や夢を、本書によって描くことができた…
私がこの本を読めて良かった理由の柱は、そこに「役割」に還元されない、矛盾を抱えた複雑なまま複雑な生を生き抜く主体としての在日コリアンの姿を見出すからに他らない。
(中略)そんな勇気あふれる本を著者が世に出してくれたことがありがたい、この本を読めて嬉しいと心から思う。
私自身がしてきた多くの体験が取り上げられていて、それらの体験を優しい手でさすろうとされているようなご著書に、まるで私のこれまでの体験も一緒にさすってもらっているような感覚を得ていました。